私事 ・ 遊事 ・ 独言
しごとあそびごとひとりごと
〜 Private, Works, and my Favorites 〜


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2007/02/06 (火)  ようやく
2007/02/08 (木)  引越し
2007/02/13 (火)  仮卒
2007/02/19 (月)  花粉症
2007/02/21 (水)  カライドサイクル
2007/02/27 (火)  同心円
2007/02/06 (火)  ようやく

国公立大学の出願締め切り日である。センター試験以降、この日までがひとつの山場である。出願先さえ決まってしまえば、あとは腹を決めて勉強するのみだ。

最近は大学入試が複雑になって、どうもいけない。国公立大学にしても前期と後期の2校に出願することができるし、傾斜配点といって大学ごとに科目の満点値が違ったりする。だから、ある教科で失敗して全然駄目だと思っていても別の教科で高得点が取れていれば、合格可能性が高い大学があったりする。で、最近は予備校などのウェブページで合格可能性を判定するサービスがあったりするものだから、色々と話がややこしくなる。つまりは自己採点の時の志望状況ではよい判定が出ていたとしても、全国の受験生がそれを見ているわけなので、よい判定が出やすい大学は逆に要注意なのだ。ということで、ここは敢えてその大学は外して考えた方が・・・・・ということも、全国の受験生や学校の先生も考えているだろうから、やはりよい判定の出た大学の方がいいかも・・・・、いや、やっぱり・・・・(20回くらい繰り返し)。

昔はシンプルでよかった。親や教師の限られた経験と知識によって、「お前はこの大学に向いている!」、「この大学しかない!!」、「この大学の匂いがする。」という合否判定システムだった。受験生も他に信じるものもなく、「そうします。」というしかなかった。この無謀とも言うべきシンプルな進路指導でも、有難がられたものなのだ(と思う)。受験生は迷うことなく、一心不乱に勉強に励めばよかった。今の受験生はというと、親の言うことを聞くべきか、塾の先生の言うことを聞くべきか、学校の先生の言うことを聞かないべきか、の判断に苦しみ、勉強どころではないのである。
ああ、古き良き時代が懐かしい。

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2007/02/08 (木)  引越し

昨日は職員室の引越しだった。私の勤める高校と隣の高校が4月から合併して様変わりするため、現在の校舎を建て増ししているのだ。片付けをしたら何か掘り出し物でも出てくるのではと期待したのだが、出てきたものはと言えば、5年前の職員会議資料とか、数年前の卒業生が書いた読書感想文とか。職員会議資料は速攻でシュレッダーにかけたが、読書感想文はどうしたものやら。その都度返却すればよいのだけれど、いざ返そうと思ったら「こいつらに返したら、この感想文を来年も使いまわすかもしれない」と疑ってるうちに機を逃してしまったものだ。片づけをする度にどうしようかと思いつつ、捨てるに捨てられずにここまで来た。

いつかクラス会を開くことがあったらその時に返却しようかとも考えている。もしそうなったらどういう感じになるのだろうか。「わぁー、懐かしい!!」とか言いながら感涙にむせぶ者も出て来るのだろうか。
ちょうど現在の生徒の読書感想文も手元にあったので、先日返却して反応をうかがってみた。すると「何故いまさら!」、「俺、こんな本、読んだ覚えねーよ。」、「いらない。」・・・。うーん、返却の時期が中途半端だったようだ。

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2007/02/13 (火)  仮卒

今日から3年生はいわゆる「仮卒」。規定の授業日は先週までで終わりということである。しかし、私大や国公立大学の2次試験が目前にせまっているため、希望者に対して講座を行なう。朝礼や終礼が無くなるのは楽になってよいのだが、2次対策となると問題が難しくなるため、こちらも予習をしっかりやっておかないとうまく説明ができない。ただでさえ説明が下手なのだから、こうなったら生徒の理解力に期待するしかない。
しかし生徒の理解力もアヤシイものなのだ。すぐに「わかった!!」という生徒は要注意で、わかったつもりになってるだけで本当はわかっていないことがある。ただ「わかった!!」と大きな声で言ってくれるとこちらも気分が良いし、全体の雰囲気が明るくなる。これに対し、「わからない(’_`;)」という生徒はもっと要注意だ。周囲は「あの人もわかってないんだ。私もわからなかったところだが、みんな結構わかってないじゃん」という雰囲気になり、結局「先生の教え方が悪い」というところに行き着く。
つまり「わかった」という生徒も「わからない」という生徒も要注意なのだ。私の解説もどこに間違いが含まれているか要注意なのだから、生徒も教師も気が抜けない真剣勝負がまだまだ続く。

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2007/02/19 (月)  花粉症

今思えば、私は高校時代から花粉症だった。とにかく水状の鼻水がひっきりなしにでるし、くしゃみが絶えなかった。当時は「花粉症」という言葉は一般人にはなじみがなく、「鼻炎」だと思っていた。たまらず医者に行って、「運動不足だ」とか言われたため、花粉が飛び交う中をジョギングなどしていた。

自分が「花粉症」だと気付いたのは大学の3年生くらいだったか。所属していたサッカー部ではこの時期大阪に遠征するのが恒例だったのだが、毎年大阪に来るとくしゃみ、鼻水が出ることに気付いた。となると、くしゃみ鼻水の原因は大阪なのか。ところが、大阪を離れてもくしゃみ鼻水が続く。よく考えると大学入試の時期もこの症状に苦しんだ記憶がある。で、その頃からはやり始めた「花粉症」であることに気付いたのだった。

その頃は対処法も薬もなかったので、とにかくでてくる鼻水をふき取るしかなかった。昔のCMで「いつ来るのか、いつ来ないのか・・・」というのがあったが、まさにそんな感じ。今では薬もあるし、なんとかうまく付き合っていくようにしている。が、やはりこの時期は集中力が続かないし、外にでるのが億劫になるし、何より夜ぐっすりと眠れないのがつらいところである。

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2007/02/21 (水)  カライドサイクル

カライドサイクルについて、いつも楽しい話題を提供してくださっているMISDIRECTIONさんがこのサイトを紹介してくれました。ありがとうございました。MISDIRECTIONさんからはオンラインショップでもお世話になって、ルービックキューブなどを購入しました。お正月にはご丁寧に年賀状までいただいてありがとうございました。

あらためて自分のカライドサイクルのページを見ると、この頃が最盛期だったなあと郷愁にかられる。まだこの日記サイトをはじめて1年ちょっとだというのに、なんたる怠慢か。まあちょっと言い訳を言わせてもらえば、日記をつけるなんざ以前の私にとっては有りえない挑戦だったのだから、よくここまでもったものだとも言える。やっと今は落ち着いてきたとは言え、昨年の10月以来ずっと嵐のような毎日だったのだから。

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2007/02/27 (火)  同心円

25、26日は国公立大学の前期試験だった。生徒はそれぞれ受験をして、昨日はそのうちの何人かが受験報告にやってきた。表情はさまざまなのだが、感触が良くても悪くても過ぎた試験のことは置いといて、次の後期試験に向けて準備をしなければならない。あと2週間、頑張りどころである。

センター試験で私の授業担当だった生徒達の成績が振るわなくて、落ち込む日々だ。話の節々で「もう少し数学ができていれば・・・」みたいな雰囲気が漂って、申し訳ないやら情けないやら。私も人一倍頑張ったつもりだったが、「結果が出なければダメ」ということを改めて思い知らされた。
今思えば、ここ数年間は仕事を背負い込みすぎたような気がする。自分の能力の無さを省みず、手に余る仕事を引き受けては自爆しているような感じだ。花粉症も手伝って、ストレスのたまる毎日である。

さて、話はコロッと変わるが、久しぶりに数学パズルの問題を。

左図のように、内側の円の接線を外側の円によって切り取った線分の長さが10であるとき、緑の部分の面積はどうでしょうか。たったこれだけの条件で面積がでるのでしょうか。右図の線分の長さも10とすると、左図と面積は同じなのでしょうか?

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